煙樹ヶ浜松葉堆肥ブランド研究会
美浜が誇る松林の歴史
美浜町の誰もが「自慢できるもの」としてあげる煙樹ヶ浜の松林。幅は広いところで約500メートル、長さ4.5キロメートルに及ぶ大松林は近畿最大の規模を誇り、その景観は煙樹海岸県立自然公園の中核となっています。
この大松林がいつ頃形成されたのか、その歴史は明らかではありませんが、紀州初代藩主徳川頼宜公の時代(1619年頃)にはすでに「御留山(おとめやま)」として、伐採が禁じられ保護されていました。
その後、土地の人々によるたゆまぬ努力の結果、現在も見事な松林として景観を保ち、また美浜町周辺を潮害や風害から守り続けているのです。
「煙樹ヶ浜」という名は、大正末年、探勝と制作のためにこの地を訪れた近藤浩一路画伯が、絵に描いたのが始まりといわれております。
「みはま(美浜)の恵み煙樹ヶ浜の松キュウリ」とは…
日本の名松百選に選ばれた「煙樹ヶ浜の松林」、また日本の白砂青松百選にも選ばれた「煙樹ヶ浜」。
それは歴史的価値にも優れ、地域の防災資源としても高く評価され、町民誰もが自慢できる松林と煙樹ヶ浜の「黒潮からの風と太陽」自然いっぱいに育った松葉(落ち葉)をふんだんに利用した松葉堆肥で育ったのが「松キュウリ」です。
かつて松林の松葉はかまどや風呂の焚き付け用に利用されていましたが、生活様式の変化によって利用されなくなり、松林に堆積したままで松の生育に少なからず影響を及ぼしています。
こうした中で、未使用のバイオマスである松葉を堆肥として活用した農作物の栽培に取り組み、松林の保全と農作物のブランド化による地域農業を目指しています。
煙樹ヶ浜松葉堆肥ブランド研究会による
「元気な!煙樹ヶ浜の松林づくり・地元農産物の活性化」への取り組み
パンフレット おもて面(894KB) うら面(918KB)
煙樹ヶ浜松葉堆肥ブランド研究会
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