ため池について
ため池は、農業用水の不安定な地域にとって貴重な水源となっていますが、これらのため池の堤が決壊すると、農業用水の不足ばかりでなく、農作物や公共施設、更には人家等に多大な被害を引き起こす恐れがあります。
また、ため池は浅く見えていても、急に深くなっていることが多くありますので、誤って転落すると大きな事故につながる危険性があります。
地域全体でため池での安全について十分注意することが必要です。
●地域全体で、子どもたちを水難事故から守りましょう。
農作業が盛んになる時期は、水路やため池の水位が高く、子どもたちにとって大変危険な場所となり、万が一、誤って転落すると大きな事故につながります。
とくに近年は高温の気候状態が続き、水路やため池に限らず、痛ましい水難事故が各地で発生しています。痛ましい事故を未然に防ぐため、子どもたちがため池や水路に近寄らないように日頃から呼びかけ、また水路やため池で遊んでいる子どもを見かけたら、遊ばないよう注意をお願いいたします。
●ため池等農業用施設の管理者の方へ
人家付近でため池の堤が決壊したり山腹が崩壊すると、人命をも失う大きな被害が想定されますので、ため池などの農業用施設の管理者におかれては、特に日常管理に十分ご注意ください。
なお、日常管理を適切に把握するため、除草・点検・補修等を行った際は「維持管理簿」等に作業内容や気づいた点など記録することも重要です。
農林水産省より「ため池の安全管理は大丈夫?」というリーフレットが発行されています 。
下記サイトにおいて、ため池の安全管理についての詳しい説明があります。ため池安全管理の参考にしてください。
県 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070500/bousai/btameike.html
農政局 http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/#tameike